みさと保育園のこと
保育の内容
異年齢保育への取り組み
みさと保育園は過疎少子の地域性を有意に生かせるよう活動の一部を設定し異年齢保育に取り組んでいます。
異年齢保育はこれからの保育として望ましい形の一つであると言われております。
- 1 ) 過疎少子化によって子ども同士がかかわることが少なくなる現代、異年齢保育で多様な仲間関係や自我の発達にプラスになる。
- 2 ) 異年齢保育活動を通して子どもたちが年齢の枠を超えて相互に教え合い、学び合い、共に育ち合うことが出来るようになる。
- 3 ) 異年齢保育活動を通して子どもの個々の拠点となる場所や居場所が広がり、縦割りクラス、横割りクラスの先生など関わりが広げられる。
- 4 ) 職員の連携を広げることができ、担任も含めた多数の保育士がチームを組んで保育にあたる(チーム保育)
みさと保育園児の成長発達
年上の子ども
- 年下の子に対して思いやりや手伝う心、お世話をする、配慮する、見守ることが自然にできるようになる。
- 遊びや生活を教え伝承していく。教えることで遊びに広がりがでて、深められ創意工夫ができるようになる。(教えて学ぶ)
- 年上としての自覚が持てるようになる。自ら意欲的に活動に取り組める。
年下の子ども
- 年下の子どもは年上の子にたいして憧れや目標を持ち真似をしようとする。(見て学ぶ)
- 大きくなりたい気持ちを持ち続け学年が上がるにつれ、自分がしてもらったように年下の子に接することができるようになる。
- 年上の子にサポートしてもらいできたことの喜びが意欲につながる。(やってみて学ぶ)自立心が育つ。
にっしん 知能・算数
みさと保育園は保育所ではありますが積み木(具体物)を利用した知能教育を取り入れています。 この教育法は【にっしん積み木教育】または【川野式積み木教育】として確立されています。 にっしん積み木教育はJ.P.ギルフォード博士の知能構造論(SI)からなる「知能構造」モデルをもとに行います。 一般的に行われている積み木を使った空間認識能力の獲得だけではなく、達成感や集中力、幼児期における数と数量の理解を身につけます。 小学校の先取り学習ではありませんが、先生の言葉をしっかりと聞き理解する力、教科学習(算数の公式)にとらわれない知的能力、諸問題を諦めずにやり抜く問題解決力の養いを保育の一部として取り入れています。
みさと保育園では、外に飛び出して活動することも大事にしています。 豊な自然に囲まれた環境をあじわいながら日常的にお散歩する機会が多いです。 近くにはサイクリングロード(歩行者・自転車専用道路)が整備されており、途中で季節の草花にふれたり、地域の方々や散歩中のお年寄りと会話したり、農繁期の田畑をのぞいてみたり、時には畑で土や野菜にふれたり収穫したり、清流(山国川)を眺めたり、他にも、お泊り保育やバス遠足、小学校や施設の訪問などなど。 多様な経験の中で、たくさんのことを知り、様々な人とふれあい、ルールやマナーを学び、自然の中で季節のうつりかわりを体感します。 園の外には、わくわくするモノや好奇心をかきたてる発見にあふれているのです。